音楽の話 - Bootleg の世界(The Rolling Stones - Mick Taylor Years編)


以前
お茶の水へ中古CD買い出しツアーと称し
足繁く通っていたことは話しました↓
http://jamilow.blogspot.com/2011/07/kenny-rankin-havent-we-met.html

当時の私は
アーティストの知識も乏しく
もちろん財布の中身も乏しく
とにかく安いモノに飛びついてました

大好きなThe Rolling Stonesのコーナーで
ださいヨレヨレジャケット
名曲の数々を収録
しかも他に比べ安い!CDを発見しました

飛びつかざるを得ません

帰りの電車の中で
ヨレヨレジャケットを見い見い
ワクワクしながら帰宅

全身全霊をかけて集中した両耳に
スピーカーから出てきたサウンドは
とても衝撃的なモノでした


スカスッカ
低音ゼロ
観客の話し声が随所に聴こえる
肝心の演奏が遠くに聴こえる
ドラムが聴こえない
一番聴きたいミック・テイラーのギターが聴こえない

なんじゃこりゃ?


それがBootlegでした

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wikiでは
ブートレグ(Bootleg)、ブートレッグ、ブート版、ブート盤、海賊版は
法律上の権利を無視して諸権利を有しない者により権利者に無断で発売される非合法商品である
と定義されています

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当時
The Rolling Stones が大好きで(今でももちろん好きです)
Best盤に収録されていた
この↓Jumping Jack Flash のイントロでブッ飛ばされたのを良く覚えてます




聴き進めていくうちに
キース・リチャーズもスゲェけど
ミック・テイラーってギターの人スゴクね?
ってかミック・テイラー最高じゃね?
ってコトが分かってきました


一番初めの発見はやはりコレ↓

Live Album「Get Yer Ya-Ya's Out」収録 Sympathy for the Devil
前半(右のスピーカーから)のギターソロはキース・リチャーズ
後半(1:21~左のスピーカーから)の衝撃のギターソロがミック・テイラー


どうですか! この弾きまくり!
フレーズ・フィーリング・構成・バッキングの盛り上がり
すべて最高最強! 奇跡の名演です!

初め抑えて行きつつ
徐々に盛り上がっていく様は
チャーリー・ワッツを中心とした最強のバッキングに支えられ
相乗効果と相成って爆発します

ロックの名演として
40年以上経った現在まで語り継がれる一曲

この爆発をキッカケに
1969~1974(Mick Taylor Years)の
The Rolling Stones 中毒になっていったのは言うまでもありません

また
このギターソロを聴いたおかげで
終わることのない泥沼のBootlegの世界に
ハマって行くことになるとは
当時のジャミロウ青年は知る由もなかったのです… つづく


このシリーズ続きます



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