映画の話 - [リミット] LIMIT

2009 スペイン
ロドリゴ・コルテス 監督
ライアン・レイノルズ 主演

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原題が素晴らしい
「Buried」(埋められた)

このアホみたいな邦題を付けた担当者は
まったくもってセンスゼロ


ホントに映画を観たのだろうか?

この映画を的確に表している
原題
を変える必要など無かったのだ

内容は文字通り
埋められている男の映画


野暮な説明など必要ない
それだけの映画だ


オープニングで
いきなりスタッフ紹介が展開
音楽と映像がとてもスタイリッシュ
めちゃくちゃかっちょいい

さて本編スタート!
っと思ったらずっと画面は真っ暗
しかも無音


なんだなんだ?
っと主人公と同じ混乱状態に突入

そう…

真っ暗な箱の中に
閉じ込められているのだ

導入からして上手い!
アイディアの勝利と言える
派手なCGや大掛かりな爆発には用はない

箱とその中に閉じ込められてる男の奮闘を描いている
ホンモノのワン・シチュエーション・サスペンス
(ホラーとしてるみたいだがホラーとは思えない)

他の場面は一切なし!
この箱の中だけで物語は展開する


中でも音楽の使い方が上手い!!
主人公同様
こっちまで絶望&ドッキリさせてくれる

酸素が限られている箱の中
オイルが切れそうなジッポライター
電池の切れ掛かった携帯電話
しかもぎりぎり圏内
掛ける電話はみんな留守電

掛かったと思ったら
たらい回しにされ
結局何も変わらない状況

どうする?

そうこうしてるうちに
箱の切れ目からたくさんの砂が!

どっ どうするんだっ!?


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オチは衝撃的
「そうきたかあああああああああああああああああああああ」
って言う放心状態の中
まったく場違いに陽気なエンディングが流れ
スタッフロールが続く

とてもシュール


とある先生のオススメだったが
なかなか面白かった~

極上の95分間を約束しよう

↓戦場カメラマンは要らなかったと思う…


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