1977 松竹
山田 洋次 監督
---------
これこそが関東の笑いだ!
山田監督の脂マシマシ70年代後期を代表する
絶品の喜劇映画と言えよう!
今回の目玉は寅さんと家族の掛け合い!
(特におばちゃんの何気ない毒舌が炸裂w)
さらに主役級の存在感を出している
林家木久扇のモノマネでお馴染み
「アラカン」コト嵐寛壽郎先生演じる殿様が良い
殿様の浮き世離れ感がハンパなく
あり得ない笑いを届けてくれる
と言う訳で
レギュラー陣&殿様が濃過ぎで
真野響子演じるマドンナがやや弱い
ワケあり女性役が恐ろしく似合ってるが
キャラが立つ前に終わってしまうのが惜しい
しかしながら
そんな苦言なんかブッ飛ばしてくれるほど
畳み掛ける小ネタの嵐
これから起こるであろうイベントが
もうバレバレでコテコテなんだが
これが果てしなく面白いのだ
鯉のぼりのくだり
犬のくだり
殿様・執事(しかも三木のり平w)と寅さんの掛け合い
とある女性を探すくだり
盛りだくさんで最高に笑える
もちろん忘れていけないのが「粋」の部分だ
ひょんなコトからワケありの女性と知り合い
ごく自然に優しい心遣いを魅せる寅さん
これがめちゃくちゃ粋なのだ~
毎度のことながら
マドンナにフラれる寅さんだが
今回のフラれるシーンは味わい深い
台詞の間・トーン
目の動き
渥美清先生は喜劇だけではなく
かなりの演技派ということが良く分かる
注目のシーンだ
そして「泣き」
さくらが寅さんの心情を涙ながらに語るくだり
おばちゃんだけでなくても涙を誘われることだろう
「泣き」「笑い」
素晴らしいバランスの一作
寅さんシリーズのなかでもオススメだ
山田 洋次 監督
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これこそが関東の笑いだ!
山田監督の脂マシマシ70年代後期を代表する
絶品の喜劇映画と言えよう!
今回の目玉は寅さんと家族の掛け合い!
(特におばちゃんの何気ない毒舌が炸裂w)
さらに主役級の存在感を出している
林家木久扇のモノマネでお馴染み
「アラカン」コト嵐寛壽郎先生演じる殿様が良い
殿様の浮き世離れ感がハンパなく
あり得ない笑いを届けてくれる
と言う訳で
レギュラー陣&殿様が濃過ぎで
真野響子演じるマドンナがやや弱い
ワケあり女性役が恐ろしく似合ってるが
キャラが立つ前に終わってしまうのが惜しい
しかしながら
そんな苦言なんかブッ飛ばしてくれるほど
畳み掛ける小ネタの嵐
これから起こるであろうイベントが
もうバレバレでコテコテなんだが
これが果てしなく面白いのだ
鯉のぼりのくだり
犬のくだり
殿様・執事(しかも三木のり平w)と寅さんの掛け合い
とある女性を探すくだり
盛りだくさんで最高に笑える
もちろん忘れていけないのが「粋」の部分だ
ひょんなコトからワケありの女性と知り合い
ごく自然に優しい心遣いを魅せる寅さん
これがめちゃくちゃ粋なのだ~
毎度のことながら
マドンナにフラれる寅さんだが
今回のフラれるシーンは味わい深い
台詞の間・トーン
目の動き
渥美清先生は喜劇だけではなく
かなりの演技派ということが良く分かる
注目のシーンだ
そして「泣き」
さくらが寅さんの心情を涙ながらに語るくだり
おばちゃんだけでなくても涙を誘われることだろう
「泣き」「笑い」
素晴らしいバランスの一作
寅さんシリーズのなかでもオススメだ
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