音楽の話 - Bootleg の世界(The Rolling Stones - Mick Taylor Years編)その2

以前のエントリー
音楽の話 - Bootleg の世界(The Rolling Stones - Mick Taylor Years編)で書いた通り
オイラは The Rolling Stones のLive盤にハマリ
中でも Mick Taylor のギタープレイにブッ飛びました

今回はその話の続きです


White Blues Guitarist と言うと
まず Eric Clapton を始め
Jimmy Page , Jeff Beck を挙げる人は多いですが
Mick Taylor の名前を挙げる人は
意外と少ないのがファンとしては非常に悲しい限りです

確かに「Clapton の猿真似だ」と言われたら
まさにその通りです…としか言い返せません

しかしながら彼(Mick Taylor)
Clapton にはマネ出来ないほどの
素晴らしいスライドバーの使い手であり
なおかつ Cream が解散した後
まったく弾きまくらなくなった Clapton への欲求不満を
一気に解消してくれたほどの存在だったのです!

因みに弾きまくってた頃の Eric Clapton 伝説的プレイ↓
Cream - Crossroads(Live)


上このギタープレイは
世界中のギター少年・ギター青年が
こぞってカバーしたはずです

オイラもその中の一人ですが
弾きこなせないまま現在に至りますw
死ぬまでに弾きこなしたい
ギタープレイの一つですな

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ってか話が逸れてしまいましたw
今回のエントリーでは
そんな知名度の低い Mick Taylor
大々的にフューチャーしていきたいと思います!


まず一曲目に紹介したい曲は
全盛期のLiveでは中盤に盛り込まれてた最高にかっちょええ一曲
Album Ver. からはとても想像できないほど
かっちょ良く生まれ変わっております

All Down The Line (Live)


どうでしょう!!!!!
この素晴らしいスライドプレイは!!!!
Mick Taylorのギタープレイは右側)

因みに
ギターの位置が左右逆になってます(Bootならではw)
(本来は Mick Taylor が左側にくるべきなのに右側になってしまっている)


このプレイは
Rolling Stones の Bootでも名盤と言われる
「Wellcome To New York」収録 →

July 26, 1972 のMadison Square GardenのLiveで
奇しくもMick Jagger 33歳の誕生日でもあります

因みに
このLiveの最後にはStevie Wonderが飛び入りし
Happy Birthday → Uptight → (I Can't Get No) Satisfaction
メドレーやってます

このBootはかなりお気に入りのBootです

Bootにしては音が良いと言うだけでなく
1972年の Mick Taylor のベストプレイだ!
勝手に断言させて頂きたい

それほど彼は
この日のLiveで素晴らしいプレイを
披露してくれております

同Live Bootより
白人なのにものすごい黒い音を出しているこの一曲↓
Midnight Rambler(Live)


5:25~からのスロウダウンしてからの
Mick Taylorのプレイったらありゃしません!!!!!

キースのギターも歪みまくりで攻撃的!
チャーリーもノリまくりのドラミング!
ミックジャガーのシャウトも黒いこと黒いこと~
ニッキー・ホプキンスの裏で目立ってるピアノも心地よい~


アメリカで生まれた本物の黒いBluesが
大西洋を渡り英国白人青年に猿マネされ
本物の黒さで逆輸入された瞬間
でもあります

このLiveを観ていた
本物の黒人Bluesman(Stevie Wonderなど)は
どう思ったのでしょうか?

きっと
「おいっ 白ンボが黒い音出してるぜw こりゃブッたまげたぜ」
と思ったコトでしょう


極めつけはの伝説のBlues Man
ロバート・ジョンソンの傑作カバー↓
Love In Vain(Live)


めちゃくちゃかっちょえええええええええええええええ!!!!!

正直
このMick Taylorの泣きまくりのギタープレイを紹介したくて
今回のシリーズを書き始めたと言っても過言ではありません!!!

それほどこの曲のSOLOは素晴らしいです!
1969~1973年の数あるLive Bootを聴き
いろんな Love In Vain を聴き比べましたが
この日のプレイがベストです! 断言します!
(ってかこれよりスゴイプレイあったら教えて~すぐに買うから~)

キースを中心にバッキングも完璧!
ミックの魂のヴォーカルもスゴイ!
ホーンセクションも物悲しさも満点~
ニッキー・ホプキンスのピアノも味付けバッチリ~

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Rolling Stoneで一番好きなAlbumは?
と問われたら「Welcome To New York」
って言っちゃうほどこのBootにハマリました

Mick Taylor好きは是非とも入手すべしです!

ってかRolling Stonesファンを自認してる人で
もしこのBootを持ってない人が居たら
それはモグリと言われても仕方ないかも知れませんぜ~
(気を悪くした方、許して~)

って訳で
このエントリーをキッカケに
Mick Taylorの素晴らしさに
皆さんが気付いてくれたら幸いでございます


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